漢方ブログ

自律神経を整えて、夏を乗り切りましょう!!

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夏本番になり暑い日が続いておりますが、体調崩されてないですか?
「外は暑いのに、室内に入ると冷房がかかっており、身体が冷える…。」
気温差が大きいと体温を調整する自律神経が乱れやすくなります。自律神経が乱れるとイライラしたり、不安になったり、不眠になったり、様々な不調が現れます。漢方薬で自律神経を整えましょう。

些細なことが気になる方にオススメ

桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
「気」「血」のバランスが悪いと、些細なことが気になって落ち着かなくなったり、ちょっとしたことで興奮したりするなど、一般的に「神経質」といわれる状態になると考えられています。桂枝加龍骨牡蛎湯は気と血のバランスを整え、心を落ち着かせます。

イライラしやすく、怒りっぽい方にオススメ

抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)
「血」が不足していると、ストレスに対する耐性が低くなります。そのため、些細なストレスでも「気」のめぐりが悪くなり、イライラ、怒りっぽい、などの症状が出ます。抑肝散加陳皮半夏は、自律神経系の調節をしながら「血」を補い、「気」「血」の巡りを良くします。これらの結果、ストレスによる身体への影響を除き、自律神経を安定させます。

顔色が悪く、ぐっすり眠れない方にオススメ

加味帰脾湯(かみきひとう)
人は夜になると、「気」から生じる熱を鎮めることで眠ります。しかし「血」が足りていないと、エネルギーを十分に鎮めることができず、昼と夜のメリハリがつかない状態になってしまいます。そのため、いわゆる浅い眠りの時間が多くなり、なんだかスッキリしない状態になります。加味帰脾湯は、消化器のはたらきを助けながら、不足した「血」を増やして不眠を改善します。また、気持ちを落ち着かせることで、精神を安定させます。

体質に合わせて漢方薬をお選びできますで、ご相談くださいませ。漢方薬は粉薬で1日486円です。何日分からでもお出しできますが、初回は14日分でお出しすることが多いです。粉薬が苦手な方は、錠剤や液体もございますので、ご相談くださいませ。

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