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小豆+〇〇は効能が失われる!?身体に優しい発酵あんこの作り方♡

【9月22日】は二十四節気の『秋分』です。
太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになります。
陰陽のバランスもちょうど中間となる日、そして『お彼岸』の中日ですね。

お彼岸といえば、「おはぎ」。
おはぎに使われる小豆は、生薬名を「赤小豆(せきしょうず)」といい、漢方では脚気、心臓病、腎臓病、便秘などに処方されます。

小粒ながらも大豆と同じくらい栄養価が高く、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富で、赤い色素のポリフェノールは強い抗酸化作用を持っています!

中でも注目すべきは、豊富に含まれているカリウム。
カリウムは体内から過剰なナトリウムを排出したり、水分代謝を良くする働きがあります。
また、小豆の外皮に含まれる苦み成分のサポニンは、利尿作用でむくみを軽減したり、血中のコレステロールや脂肪を低下させる働きもあります!
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こんなに素晴らしい効能がある小豆ですが、食養生の考え方では小豆に【砂糖】を加えると、小豆の効能が失われてしまうとされています。

そこで今回は、
酵素たっぷり砂糖を使わず、腸内環境にも良い『あんこ』の作り方をご紹介します。

柔らかく炊いた小豆と、乾燥麹、水を混ぜて、炊飯器の保温モードで発酵させるだけなのでとっても簡単です♪

9月22日配信画像 発酵あんこ

砂糖不使用!身体に優しい『発酵あんこ』
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★材料★
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小豆 200g/水 3~4カップ/塩 小さじ1/2弱/米麹(乾燥)200g(小豆と同量)/水 1カップ
(※今回は乾燥麹を使っていますが、生麹を使う場合は水分を半分ぐらいに減らしてください。
水分量はそんなに気にしなくても美味しくできるので大丈夫です。)

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★作り方★
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【小豆の渋切り(アク抜き)をする】

1.よく洗った小豆とたっぷりの水(分量外)を鍋に入れ、火にかける。
2.沸騰したらそのまま5分煮て、ザルにあけて湯を捨てる。

【小豆を煮る】

1.鍋に小豆と新しい水3カップを入れて火にかける。
2.沸騰したら弱火にして、小豆が柔らかくなるまで40~60分ほど煮る。途中水がなくなってくるようなら、水カップを足してさらに煮る。

3.小豆が指で簡単につぶれるくらいになったら塩を加え、少し煮詰めて水分を飛ばす。
(市販のゆであずきぐらいの水分量が目安。)
【麹を加え、発酵させる】※ここから、一般的な甘酒の作り方と同じ
1.柔らかく煮た小豆(少し冷ましたもの)と、手でほぐした米麹、水1/2~1カップを炊飯器に入れ、混ぜる。
(水の量は、小豆と麹が程よくドロッとするぐらいの水分量です。)
2.炊飯器のフタはせずに、釜の上に濡れ布巾をかぶせたら「保温」スイッチを押す。6~8時間保温状態にして発酵させる。(できれば2~3時間ごとに全体をかき混ぜたり、濡れ布巾が乾燥してきたら新しく変えるなど、様子をみてください。)
3.味を見て、好みの甘さになったら出来上がり。全体をよく混ぜて、好みの粒あんにする。
保存容器に入れ、冷蔵庫で1週間保存可能。小分けにして冷凍保存(1か月)もできます!

***

そのまま食べても美味しいですが、あんバタートーストにしたり、ヨーグルトにのせて食べるのもオススメです☆

ぜひ試してみてくださいね

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赤座 千幸(あかざ ちゆき)

漢方の千幸堂薬局 代表薬剤師

不妊カウンセラー

国際中医臨床薬膳師

漢方の知恵を使って、沢山の方に健康と幸せをお届けしたいと願い、23年間で延べ1万人以上との漢方相談をお一人お一人丁寧に行ってきました。

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全国実力薬局100選『漢方・相談部門』5年連続(2019年~2023年)受賞

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