皆様こんにちは。管理栄養士、登録販売者の《小林》です。
今年は新型コロナウイルスの影響で例年とは違ったクリスマスの過ごし方となります。
おうち時間が増えることで、クリスマスパーティをご自宅で行う方も多いのではないでしょうか?
暦の上で「冬至」(今年は12月21日)は陰陽五行説からみると滋養をつけるのにもっとも適した時期なのです。
特に冷え性や疲れやすい方は是非このクリスマスの時期に滋養の高いものをたくさん取り入れ、体調を整え、来る一年に備えましょう。
滋養強壮をつける食べ物といえば・・・やはり「牛肉」!
たんぱく質や、鉄分などのミネラルが豊富に含まれるので貧血予防、体力を回復し抵抗力を上げます。
\そこで今回は!/
炊飯器で簡単に調理できる【ローストビーフ】の作り方をご紹介します。
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【材料】※2~3人分
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* 牛もも肉ブロック 300g
* 塩 小さじ1
* 黒こしょう 適宜
* サラダ油 適量
(A)漬けタレ
* ニンニク 1かけ
* 玉ねぎ 1/4玉
* 醤油 大さじ2
* 酒 大さじ2
* 酢 大さじ1
* 砂糖 大さじ1
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【作り方】
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【1】牛もも肉は冷蔵庫から出し、塩胡椒をし1時間ほど常温に置いておく。
【2】炊飯器に沸騰したお湯1リットルと冷水200mlを入れ、保温モードに設定しておく。
【3】フライパンにサラダ油を入れて強火にかけ、熱くなったら牛もも肉の全面を焼く。
(一辺30秒くらい)お肉の表面が焼き上がれば、火を止めお皿に取り粗熱をとる。
【4】漬けタレを作る。ニンニク、玉ねぎはすりおろし、(A)の材料すべて混ぜ合わせる
フライパンはそのまま、漬けダレを加え中火で加熱する。沸騰したら弱火で1分加熱する。
【5】ジップロックまたはポリ袋(ポリエチレン製のもの)に(3)牛もも肉と(4)漬けタレを入れて空気を抜くようにして口をとじる。
※漬けダレがこぼれそうで心配な方は袋を2重にして下さい。
【6】(2)の炊飯器で保温しているお湯の中に(5)をジップロックのまま入れ40分~60分保温する。
※お肉が浮いてくる場合はお皿を入れるなど重しをする。保温時間については下記の注意点④をご確認ください。
【7】粗熱がとれたら、冷蔵庫で冷やす。
【8】薄く切り分けて、レタスなど付け合わせの野菜と一緒に盛りつけ、漬けタレをかけ、完成。
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(!)ローストビーフの赤身肉、本当に安全!?作り方の注意点は?
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ローストビーフは、タンパク質の熱変性を抑えるため低温加熱された肉料理であり、赤く見えてもそれは生肉ではありません。
適切な方法で調理すれば安全にお召し上がりいただくことができます。
注意点
① 消費期限を守り新鮮なお肉を使いましょう!
② 冷蔵庫から出したばかりのお肉は冷たいので加熱に時間がかかり、焼きムラの原因となるので30分から1時間くらい前には冷蔵庫から出して室温に戻しておきましょう。
③ 牛生肉は、肉の内部には菌はほとんど存在していないため、フライパンで牛肉の表面を高温で加熱することで、表面に付着している食中毒菌を殺菌しましょう。
④ 炊飯器の低温でじっくりと加熱しましょう。炊飯器の保温温度は、メーカーやお使いの機種によっても異なりますが、概ね60度から74度に設定されています。
高温だと40分、低温だと60分加熱すればしっかり低温で安全に美味しくローストできます。
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