気温が下がると人間の免疫力が低下し、細菌やウィルスの力が強くなり始めます。
細菌やウィルスを倒すために、発熱・咳・鼻水などの症状が出始めます。
西洋薬のように一つ一つの症状を止めるのではなく、漢方薬で闘う力を強くして、
スッキリと風邪を治しましょう。
風邪の初期の段階では、頭痛や肩こりなど身体の表面に症状が出始めます。
この段階では、葛根・麻黄などの解表薬(げひょうやく)を用います。
風邪を引いて数日経つ(風邪の中期)と鼻水や咳など身体の内部に症状が
移ってきます。この段階を半表半裏(はんぴょうはんり)と言い柴胡剤を用います。
さらに風邪をこじらせて、食欲不振や軟便・下痢など消化器系の症状が出始めたら、
人参・黄耆などの補気剤を用います。
風邪の段階で、上手に漢方薬を使い分けて3日で風邪を治しましょう。
症状に合わせて漢方薬をお選びいたしますので、ご相談くださいませ。
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