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カオマンガイを炊飯器で。ナンプラーなしでも大丈夫!

寒さが厳しくなってきて、朝起きるのが辛い季節になってきましたね。寒くなると、気血の巡りが悪くなって身体も縮こまり、パワーダウンしやすい季節です。中医学では、冬の邪気を「寒邪(かんじゃ)」と呼びますが、この寒邪の影響で、肩こりや生理痛、腰痛など冷えが原因で痛みを伴う症状が出てきたり、心筋梗塞や脳梗塞など血管に関係するトラブルも起こりやすくなります。
また、冬は五臓の「腎(じん)」が消耗しやすい季節です。腎とは、体内の水分代謝のコントロールのほか、ホルモン、生殖器、免疫系などを司るシステムのことを表し、「生命力の貯蔵庫」とも言われています。冷たいものを嫌う為、身体を中から温め、気血の巡りを良くする食材や、腎の働きを助け、免疫を高めてくれる食材を意識して取り入れると良いです。
さらに腎は、人間の発育や老化とも深く関係しているので、冬の間に腎をしっかりケアすることは、アンチエイジング対策にもつながります。
そこで今回は、身体を温める“鶏肉”と、腎の働きを助ける“黒ゴマ”を使って、炊飯器でつくるワンプレートご飯【カオマンガイ】をご紹介します。
☆手軽にワンプレートご飯♪炊飯器で作るカオマンガイ☆

材料(2人分)

鶏肉 1枚/米 1合/長ネギ(青い部分) 1本分/しょうが(すりおろし) 1かけ/にんにく(すりおろし) 1かけ/酒 大1/中華だし 大1/塩 小1/2/●長ネギ(白い部分) 10cm●焼肉のタレ 大1.5/●酢 大1/2/●レモン汁 大1/2/●ナンプラー 大1/2/●黒ゴマ 大1

※ナンプラーがない場合は、醤油で代用してください。醤油を使う場合は、辛くなりやすいので、量を少なめにして味を調整してください。

※鶏むね肉で作る場合は、あらかじめビニール袋に鶏肉を入れ、酒と塩、砂糖を少量ずつ揉みこんでおくとやわらかく、しっとり仕上がります。

作り方
  • 鶏肉にフォークで数か所、穴をあける。
  • の長ネギをみじん切りにする。
  • 炊飯器に洗ったお米と1.5合までの水を入れる。そこに、しょうが、にんにく、酒、中華だし、塩を入れて混ぜ、鶏肉を皮を下にして乗せ、長ネギ(青い部分)を入れ、炊飯する。
  • の材料を混ぜ合わせてタレを作る。
  • ご飯が炊きあがったら、長ネギは捨てて、鶏肉はそぎ切りにする。
  • 器にご飯を盛り、鶏肉や野菜を添える。食べるときにタレをかける。

簡単にできるので、ぜひ一度試してみてくださいね♪カオマンガイ

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