漢方FAQ

体重増加でコレステロール値が上昇/漢方薬服用で脳梗塞予防・適切な食事量知り無理なくダイエット

今年の人間ドッグの検診で去年より体重が8キロも増えていました。それに加え、中性脂肪、コレステロール値など注意しなくてはならない項目もあり、血圧まで少しずつ上がってきたようです。祖母が糖尿病だったので遺伝的な要素もあるので心配です。漢方薬でやせられると聞いたのですが、良い方法がありませんか?(40代後半の女性)

この方の場合、年齢的にもうすぐ閉経を迎えられます。そうすると女性ホルモンが減少しますから、ますますコレステロール値が上がっていく可能性があります。
コレステロール値は、現在、220以下の場合が正常とされていますが、血圧や血糖値が安定していれば260までは良しとされる場合があります。
ただし、そのコレステロール中にある善玉コレステロールの量が下がらないように注意しなければなりません。
血液が粘る、いわゆるドロドロの原因は主に中性脂肪、血糖値が影響しますから、コレステロール値が高い方は病院の薬で数値を下げるだけよりも、赤血球の変形能を上げる漢方薬や熊笹(漢方)のお茶などを服用し血液をサラサラにしておくと将来、脳梗塞や心筋梗塞を予防することができます。
最終的には、体重を減らすように医師から勧められると思いますが、なかなか自己流では難しいものです。1年で体重(脂肪)が8キロ増えたということは、1カ月に換算すると666グラム、1日だと22グラム増えたことになります。
カロリーで計算してみると、1日に自分の基礎代謝より200キロカロリーオーバーしていただけなのです。この部分をしっかり確認しておくことが大切で、自分がどのくらいの量食べても太らないかが分かる上に、カロリーをカットするサプリメント、脂肪を燃焼させるサプリメントがうまく利用できるようになります。
こうしてダイエットをすると無理なくすっきりやせることができます。実際に半年で5キロ、1年で10キロ以上減量に成功された方もおられます。
薬局で指導を受けながらダイエットをすると、健康なまま体調を崩すことなく理想体型になります。ぜひ挑戦してみてください。

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