ベビー待ち、子宝相談の現場から

不妊に関する悩みや疑問に対して、実際の相談事例とそのアドバイスを通じて、漢方治療の可能性とアプローチを紹介します。

生理痛が激しいと妊娠しにくいというのは、本当ですか?

一概には言えませんが、そういう方が多いです。生理痛は血流が悪く、冷えの多い人に多くみられると言われます。生理痛の原因は、生理の少し前から分泌される「プロスタグランジン」という物質がたくさん分泌されることです。プロスタグランジンは、子宮を収縮させ、経血を体外へ排出するという役割を持っています。しかし、体の血流が悪いと子宮が収縮しても中々経血が体外へ排出されません。そのため何とか経血

AMHが低くても、漢方を飲みながら妊娠することはできるでしょうか?

AMHが低いということは、現在卵巣の中にある卵子の数が少なめなのかもしれません。でも、そのことは妊娠可能かどうかということを決定することではありません。妊娠可能かどうかということの決め手となるのは、卵子の「質」なのです。漢方薬は卵巣の働きを助けたり、お体全体の血行をよくしたり、ホルモンバランスを整えたり、とカラダに優しく働きかけます。なかでも卵子の「質」を良くするタンポポ茶は効果的

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