漢方FAQ

子宝に恵まれないときは、自分の体見つめることから始めよう

2年前に結婚し、仕事を続けてきましたがなかなか子宝に恵まれず、病院で検査を受けました。今のところ特に異常はないとのことですが、実家の母が漢方薬も良いのではないかとアドバイスをしてくれました。病院の治療と並行して服用できるものでしょうか?(30代女性)

結婚生活に慣れてくると、子宝に恵まれたくなるものです。しかし、現代はストレスや気ぜわしさでなかなか妊娠しにくい環境にあるようです。婦人科で診察を受けられても、ほとんどの方は異常がないことの方が多いのですが、妊娠しにくい女性が増えているのはなぜでしょう?
病名がつくほど子宮の状態は悪くはないがしっかり卵が着床して育つだけの力がないのではないかと考えられます。病院で最新治療を受けられることは大変良いことだと思いますが、全部病院にお任せというのではなく、自分の体は自分で作り上げていくという気持ちが大切だと思います。その指標として、○食生活はしっかりしているか○体が冷えていないか○血行が悪くなっていないか○ホルモンバランスは良いか○胃腸は弱っていないか○ストレスはたまっていないか○疲れやすい体ではないか○ダイオキシンの影響は-などいろんな項目から自分の体を見つめてみてください。
漢方薬を服用することで上記の項目に思い当たるものを整えることができます。それは妊娠中、赤ちゃんにとっても最高の環境を整えることになります。
妊娠すれば良いというものではなく、元気な赤ちゃんに恵まれ育てることが一番なのではないでしょうか。お一人おひとりに合わせて処方することができる漢方薬は、病院の治療と並行して服用することができます。また、妊娠に関わらずご本人の体調が良くなることも期待できます。
お忙しい方であれば漢方薬には錠剤やエキス剤もありますから、ぜひお気軽にお試しください。

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

TOP