結婚してから6年が経ちますが、いまだに子宝に恵まれません。病院で検査をしましたが小さい子宮筋腫があるぐらいで、特に器質的には問題はないということでした。
自分なりに情報を集めているのですが、冷え性なのが気になっています。やはり、冷え性を治したほうが妊娠をする確率が上がるのでしょうか。(30代女性)
一般に正常な夫婦生活があって2年以内に妊娠しない場合を不妊症といいます。
プライバシーの問題もあり、日本では正確な統計は取られていませんが、不妊で悩む夫婦は確実に増加していることが推察されます。
環境ホルモンや公害、ストレス、添加物、生活の変化、ホルモンバランスの乱れ、冷え性など不妊の原因と考えられるものを挙げていけば、きりがありません。さらに、近年の不妊治療や体外受精などの進歩にもかかわらず、妊娠率はこの10年間、20~25%にとどまっています。
その原因としては、排卵促進剤を繰り返し使うために、質の高い卵子や十分な数の卵子が採れないこと、そして子宮内膜症などを発症している場合は、着床率が低いことが考えられています。
その上、病院での検査や長い待ち時間、周りの人たちの何気ない言葉などで精神的に追い詰められたりすると、交換神経が緊張し、血管が硬くなり、ますます血行不良を起こしてしまいます。
そんな悩みを抱えている方にお勧めの漢方は「紅活参」といいます。ストレスによる自律神経失調の症状(頭痛、肩こり、めまいなど)を和らげ、冷え性を改善するお茶として飲むことができます。実際に千幸堂では、このお茶を患者さんにお勧めし、冷え性を改善すると着床率が上がりました。「紅活参」茶にも質の良いものとそうでないものがありますので、薬剤師にご相談の上、慎重にお選びください。特に、平均体温が36.5度を下回るような方に飲んでいただくと漢方の効果を実感していただけると思います。
漢方薬で心と体の不安を和らげましょう!
chiyuki
赤座 千幸(あかざ ちゆき)
漢方の千幸堂薬局 代表薬剤師
不妊カウンセラー
国際中医臨床薬膳師
漢方の知恵を使って、沢山の方に健康と幸せをお届けしたいと願い、23年間で延べ1万人以上との漢方相談をお一人お一人丁寧に行ってきました。
全国実力薬局100選『漢方・相談部門』5年連続(2019年~2023年)受賞
全国実力薬局100選『不妊・子宝部門』6年連続(2018年~2023年)受賞
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