漢方FAQ

坐骨神経痛で膝の痛みが取れません/漢方薬で炎症抑え血行の促進を

歳を取ると膝が悪くなるとは聞いていましたが、とうとう膝が悪くなり、最近ではお尻の後ろから太ももの横までピリッと神経痛が走るようになりました。病院へ行くと坐骨神経痛だと診断されました。痛み止めの飲み薬と注射とリハビリを勧められた上に、運動をして体重を落とすように指導されていましたが、今は運動をしようにも痛くてできません。
友達が漢方で良くなったと聞いたのですが、運動をしなくても、漢方で痛みが取れる良い方法がありますか?(50代女性)

坐骨神経痛を治すためには、確かに運動は大切ですが、痛みがひどい間は、あまり無理をして運動をなさる必要はありません。痛みがある程度落ち着いてから、運動をして筋肉を鍛えることをお勧めします。その前に早く痛みを止めるためには、膝関節に対しての栄養補給と血行促進が大切になります。
栄養としては、軟骨成分、カルシウム、アミノ酸、タンパク質です。それから、漢方薬で炎症を抑えながら、血行を維持し、痛みを取っていきます。
漢方薬の中には坐骨神経痛を緩和させる働きのある処方がいくつかありますので、その方の体質に合わせて、選択していくとよく効いていきます。
坐骨神経痛は▽太ももがジクジクと痛む▽立っているだけでも痛む▽動き始めが痛い▽体重がかかると、膝がズキズキ痛む―などさまざまな症状が出てきますが、早めに漢方で処方されることで早く治っていきます。寒くなると痛みが辛くなります。どうぞ、お気軽にご相談ください。
また、しっかり歩くことができると、脳への血流が増え、認知症(痴呆)が予防できることが分かっています。足腰が元気なのが一番です。悩んでおられる方は、ぜひお電話ください。

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