こんにちは。薬剤師の豊田です。
夏の暑さや湿度に加えマスクの着用による息苦しさで、身体に熱がこもりやすくなっていますね。熱が体内にこもると息苦しい、動悸がする、体が熱い、ノドが乾く、頭がくらくらするなどの症状が増えます。心臓が弱っているサインかもしれません。
このような時には、動物生薬の牛黄(ごおう)の配合された漢方がオススメです。牛黄は、牛の胆嚢や胆管中にまれに発見される結石を乾燥させたもので、上薬(命を養う薬)に分類されています。1kgをとるのに10万頭の牛が必要と言われています。
牛黄の『開竅(かいきょう)=発散』作用で身体に溜まった余分な熱や水分を身体の外へ出し心臓への負担を減らし、快適な身体作りのサポートをしてくれます。
また最近では、コロナワクチン接種後の倦怠感にもオススメです。
頓服的に飲んでも良く効きますので、お守りとして、いつも鞄の中に入れておくと安心です。
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