小豆を薬膳として体質改善に使うには?

小豆-アイキャッチ画像

小豆は、和菓子に使われたり料理にも使われますが、薬膳としての効能もたくさん持っています。赤小豆(セキショウズ)と言い、余分な水分を追い出し、水のだぶつきを改善する「利水滲湿薬(りすいしんしつやく)」に分類されます。利水、清熱、解毒、消腫などの働きがあり、心、小腸の経絡を整えるとされています。性質は平なので体を冷やしすぎず温めすぎず毎日食べても良い食品です。つまり、むくみや尿の出が悪いとき、体の重だるさを取ります。皮膚では膿を持ったできものを早く治してくれる働きをしてくれます。煮汁は二日酔いに良いとされています。

小豆の身体への3つのアプローチ

小豆の身体への3つのアプローチ
  • 利水むくみを取り体の重だるさをとります。
  • 膿のある皮膚のできものを早く治します。
  • 清熱作用があるので熱を取り解毒作用があります。
小豆を使って身体の中の余分な熱や水分を出していきましょう。

千幸堂の小豆の使い方

  1. 身体にむくみがあるときに取り入れましょう。
    • むくみを取る漢方薬と一緒に、小豆を食べる習慣をつけましょう。甘いあんこだけでなく、ご飯と一緒に炊いたり、カボチャと一緒に煮たりして食べていけるとよいですね。
  2. お酒を飲んだ後に食べましょう。
    • 小豆は解毒作用があるので、二日酔い予防に効きます。

昔はこんな使い方も

  • 鯉と小豆を一緒に煮る
    • 心臓病・腎炎・脚気・産前産後のむくみには、あずきと一緒に煮て、その煮汁とともに食べると効果があります。
小豆には不思議な力があるとされていました
  • おはぎや牡丹餅などお彼岸などに供えるのは邪を払う力があると信じられているためです。
  • 小豆の赤色は福をもたらす陽の色であり、邪気を払い厄を除けてくれる力があるとされています。
  • 生理が始まったり、おめでたい時に赤飯を炊きます。喜びの薬膳でもあります。
赤が重要なポイントと考えられますね

小豆を利用した薬膳での体質改善

小豆に含まれるたくさんの栄養素

小豆には、次の栄養素が豊富に含まれています。

【主な栄養分】・食物繊維(ごぼうの3倍)・ビタミンB1・ビタミンB2・ポリフェノール(赤ワインの1.5倍、豆類の中でも特に含有量が多い)・サポニン・亜鉛・カリウム(アボカドの2倍)・鉄分・カルシウム(米やパンよりも多い)・アントシアニンなどです。煮汁にも栄養が入っているので、煮汁も一緒に食べれるとよいですね。

昔は脚気などビタミン不足で死んでしまう人もおられました。そんな時に小豆はビタミンの補給の薬膳として重宝されました。

むくみやすい体質(水毒)の方や、ニキビや膿の溜まりやすい方は、薬膳として小豆を取り入れていきましょう。

一緒に体質改善の漢方も服用されるとさらに改善の速度が速くなります。

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