コロナ陽性になった後、身体のだるさが取れず不調が続いていたところ、背中が痛くなり、服を着るのも大変だったので皮膚科に行ったところ帯状疱疹ができているといわれました。薬が出て少しは痛みが減ったような感じですが、なかなか痛みが引かず不眠にもなってきました。漢方で何かよい方法はありますか？（６０代男性）
漢方の千幸堂薬局では『帯状疱疹の漢方相談』にメールやLINEで対応しているのでお問い合わせください。
帯状疱疹の症状は、免疫力やストレスが非常に関係しているとこれまでの経験から感じています。
帯状疱疹の原因は体力の低下にあります。そのため体力を増やし、免疫力を上げていく漢方を併用することで、早く治りますし、後遺症の神経痛も残りにくいのです。皮膚科の薬だけの治療に抵抗がある方や、病院の薬でも症状が取れない方は、ぜひ、東洋医学の力をお試しください。
この方も栄養療法と漢方でぐっすり眠れるようになり帯状疱疹も緩和されました。
帯状疱疹とは？
帯状疱疹は、痛みを伴う皮膚の発疹として現れます。一般的な症状には、赤い斑点、水ぶくれ、痛み、かゆみ、ときには倦怠感や発熱が含まれます。この状態は水痘-帯状疱疹ウイルスの再活性化によって引き起こされ、特に免疫力が低下している場合に発症しやすくなります。
帯状疱疹に注意したい人
- 高齢者：年齢が高くなるにつれて免疫力が低下し、帯状疱疹のリスクが高まります。
- ストレスが多い人：過度のストレスは免疫力を低下させ、帯状疱疹の発症に繋がる可能性があります。
- 水痘の既往症がある人：一度水痘にかかったことがある人は、そのウイルスが体内に残り、後に帯状疱疹として再発するリスクがあります。
- 免疫力を低下させる治療を受けている人
- 慢性疾患を持つ人
帯状疱疹の症状と漢方のアプローチ
漢方は、帯状疱疹の症状に対して体質や体内バランスを考慮したアプローチを採ります。漢方薬は、炎症を抑えると共に、痛みを和らげる効果があります。また、漢方は体の内部から免疫力を高めることで、ウイルスの活動を抑制し、再発のリスクを減少させることが期待できます。漢方治療は自然なアプローチであり、副作用が少ないことも特徴です。
漢方は、症状の緩和だけでなく、体全体のバランスを整えることを目指し、長期的な健康管理にも役立ちます。しかし、個々の体質に合わせた正確な処方と専門家による指導が必要です。これにより、帯状疱疹に最も効果的な漢方薬を見つけることができます。
帯状疱疹は再発率が非常に高く、症状を抑えるだけでなく再発を防ぐために、免疫力が落ちたと感じた時にすぐに漢方を始めることも肝心です。
漢方は帯状疱疹の健康管理にこのように役立ちます
- 帯状疱疹後神経痛の緩和策：帯状疱疹後の神経痛には漢方薬は、痛みを和らげ、血行を促進し、体のバランスを整えるのに役立ちます。
- 帯状疱疹再発予防：漢方と生活習慣の改善：帯状疱疹の再発を防ぐ漢方薬は体の抵抗力を高め、免疫システムを強化します。
- 帯状疱疹治療と免疫力向上のための漢方：帯状疱疹治療において免疫力の強化は不可欠です。漢方薬は免疫力を高め、病気に対する体の抵抗力を強化します。これらの漢方薬は、帯状疱疹ウイルスの活動を制限し、再発のリスクを減少させる効果があります。
- 帯状疱疹治療の副作用緩和：帯状疱疹の薬物治療は効果的ですが、時に副作用を引き起こすことがあります。これに対し、漢方薬は、副作用を和らげるのに役立ちます。これらの漢方薬は、体のバランスを整え、薬物による消化器系の不調や不眠を改善します。自然療法としての漢方治療は、副作用を軽減し、総合的な健康をサポートします。適切な漢方薬の選択には専門家の指導が必要です。
- 帯状疱疹の自然な緩和策：帯状疱疹の症状緩和には、漢方薬が効果的です。これらは自然成分で作られ、炎症を抑え、痛みを和らげる効果があります。
規則正しい睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動も重要です。これらの生活習慣の改善と漢方薬の併用は、帯状疱疹の再発リスクを減らすのに役立ちます。免疫力向上に加え、適切な休息と栄養のある食事も重要です。これらの自然治療法は、帯状疱疹の緩和と予防に役立ちます。
漢方相談から学ぶ：帯状疱疹のケーススタディと漢方と栄養素の力
７０代女性の方が、帯状疱疹かもしれないと薬局に来られました。以前も帯状疱疹になられたことがあるとのことでした。土曜日の午後だったこともあり、病院も閉まっていたので、帯状疱疹に対する漢方と免疫力を上げるキノコ菌糸体をお渡ししました。月曜日には皮膚科にいかれ、抗ウイルス薬が出ましたが、非常に早く治り助かったと言っていただけました。
再発が続いていることが分かったので、疲れた時には、キノコ菌糸体を飲むようにすると、帯状疱疹の再発が防げているようでした。
栄養素的には白血球を強くするビタミンCと神経痛がひどくならないようにスクワレンを併用することをお勧めします。
神経痛の予防にはEPAとDHAです。神経の繊維が、ウイルスでボロボロになりますので、必ず、治療の初めからこの神経の栄養を入れていたほうが神経痛の後遺症が残らないです。
帯状疱疹：５０代男性の漢方と栄養療法の例
ヨガをした後から背中が痛くなったので筋肉痛だと思っておられたとのこと。１週間たっても治らないので、おかしいと思って奥様に背中を見てもらったら水ぶくれができていることがわかりました。急いで、病院へ行って抗ウイルス薬をもらって飲まれました。以前も漢方の併用で早く治ったのですぐに漢方薬とスクワレンを併用されました。
翌週予約を取って病院で診てもらおうと思ったら、予約が取れないといわれたとのこと。症状もひいていたがもう少しだけ薬を飲んだほうが完璧に治るので良いかなと思ったが、病院へ行けなかったので漢方だけを続けてみることにされました。漢方とキノコ菌糸体、EPA、DHAサプリを飲んでいただきました。
すると、病院の薬を飲まなくてもどんどん治られていったとのこと、初期治療が早いと漢方だけでもしっかりと治った事例でした。
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