ホルモンバランスを整えるのに漢方は役立ちますか?

胃腸の調子が悪くなり、動悸がしたり、めまいがしたりしてどうも調子が良くないと思い病院へ行ったところ、どこの悪いところは見つかりませんでした。婦人科で更年期かどうかを調べてもらったらといわれました。確かに生理が不順になってきていました。ホルモンバランスが悪くなったせいで症状が出ているのでしょうか?(40代女性)

漢方の千幸堂薬局では『ホルモンバランスの漢方相談』にメールやLINEで対応しているのでお問い合わせください。

女性ホルモンは身体の中で非常に多岐にわたり影響してきます。ストレスや年齢、食事バランスなどで女性ホルモンバランスが悪くなると思いがけない症状が出てきます。

血管の拡張と放熱に関する症状 ホットフラッシュ、のぼせ、ほてり、発汗や、精神症状 意欲の低下、気分の落ち込み、イライラ、不眠、情緒不安定、そのほかの身体症状 動悸、めまい、頭痛、肩こり、関節の痛み、腰痛、冷え、しびれ、疲れやすさなどもあります

内科で特に内臓に悪いところが見つからない場合は、ホルモンバランスを整えてみましょう。身体が楽になることが多いです。

東洋医学で体全体のバランスを取り、ホルモンバランスの乱れを身体に優しく整えるできることが毎日快適に過ごせるために大切です。

ホルモンバランスでお悩みの方は
漢方の千幸堂薬局にご相談ください
  • 体質にぴったり合わせて、漢方薬を試していきたいけど、どのようにすれば良いの?
  • 自己流漢方では不快な症状がなかなか改善できない
  • もっと健康になって体質を改善したい!
  • 漢方の千幸堂薬局が漢方の体質を分析しホルモンバランスの改善をご支援します!
  • 漢方が初めての方でも、値段の相場をお伝えしたり、予算をお見積もりすることも可能です。
  • お急ぎのときはお電話でお問合せください。
受付:11時~17時(水日祝・定休)
目次

ホルモンバランスとは

ホルモンバランスとは、体内で働く複数のホルモンの働きがバランスを保って、正常な生理学的状態を維持することを指します。ホルモンは、脳から分泌され、全身の細胞や組織に影響を与え、さまざまな生理学的過程を調節します。

例えば、女性の場合、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンがバランスを保っていることで、月経周期や妊娠などの生理学的過程を正常に進めることができます。一方、男性の場合、テストステロンなどの男性ホルモンがバランスを保っていることで、筋肉量や性機能などの生理学的過程を正常に進めることができます。

しかし、ストレスや生活習慣、疾患などが原因で、これらのホルモンバランスが崩れることがあり、その結果、体の不調や症状が現れることがあります。

ホルモンバランスセルフチェック

ホルモンバランスをセルフチェックする方法には、以下のようなものがあります。

  • 日常的な症状の観察:(体重の変化や月経周期の変化、疲れや不眠などの症状がある場合は、ホルモンバランスに関連している可能性があります
  • 血液検査(血液検査を受けることで、エストロゲンやプロゲステロン、テストステロンなどのホルモンバランスを確認することができます
  • 睡眠の質の観察(睡眠の質が悪い場合は、ストレスホルモンのバランスに影響を受ける可能性があります
  • 生活習慣の見直し(食生活や運動などの生活習慣を見直すことで、ホルモンバランスに影響を与える要因を取り除くことができます)

これらの方法は一般的なものであり、ほかの病気が原因でホルモンバランスが乱れている場合は、病気の治療を受けることが必要であり、また、詳細な判断は医師による診断を受けたほうが良いでしょう。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れによる症状は、様々なものがありますが、一般的に以下の症状が挙げられます。

  1. 体重の変化: 体重が増加したり減少したりすることがあります。
  2. 睡眠障害: 睡眠障害や不眠症が発生することがあります。
  3. 精神的な不安や不調: イライラしたり、精神的な不安や不調が発生することがあります。
  4. 乱れた月経周期: 月経周期が乱れたり、月経が来なくなることがあります。
  5. 性機能障害: 性機能障害や性欲の低下が発生することがあります。
  6. 皮膚のトラブル: 皮膚のトラブル、アトピー、ニキビ、肌荒れが発生することがあります。
  7. 痛みや疲れ: 筋肉や関節の痛みや疲れが発生することがあります。

これらの症状は、それぞれの人によって異なり、また、複数の症状を併せ持つこともあります。

ホルモンバランスの乱れは生理に影響しますか?

ホルモンバランスの乱れは、生理に影響を及ぼします。ただし、生理に作用する程度は人それぞれ異なります。また、生理状態だけでなく心理的にも負担がかかります。

  1. 女性の場合、ホルモンバランスの乱れにより、月経痛やPMS(月経前症候群)の症状が強くなります。また、不妊症の原因にもなる場合があります。
  2. 男性の場合、ホルモンバランスの乱れにより、精子数や精子の質が悪化します。また、性機能障害や性欲低下の原因にもなります。
  3. 男女ともに、ホルモンバランスの乱れにより、体重増加や肌荒れ、髪の毛の乾燥などの症状が現れます。

ホルモンバランスの乱れは不正出血の原因になりますか?

ホルモンバランスの乱れは、女性において、不正出血の原因になることがあります。

月経周期は、女性のホルモンバランスによって調節されています。 特に、エストロゲンとプロゲステロンのバランスが重要で、これらのホルモンのバランスが乱れると、月経周期が正常に機能しなくなり、不正出血が発生する可能性あります。

また、生殖器の異常、子宮内膜症、子宮がんなどの問題も不正出血の原因になる可能性があります。出血が発生した場合は、医師による診断や検査をお勧めします。

産後、ホルモンバランスを整える方法はありますか?

産後、ホルモンバランスを整えるためには、様々な方法があります。

  • 適度な運動:適度な運動は、ストレスを軽減し、ホルモンバランスを整える効果があります。
  • 睡眠の調整:産後は、なかなか難しいですが、まとまった睡眠をとることは、ストレスを軽減し、ホルモンバランスを整える効果があります。
  • 食事の調整​​:バランスの良い食事は、体内の栄養バランスを整え、ストレス軽減効果があります。
  • 相談できる相手をみつける:医師や助産師によるアドバイスを受けることで、産後の体調管理やホルモンバランスの改善に役立ちます。もちろん千幸堂もご相談に乗ります。
  • ホルモンバランスを整えるための薬:どうしても、漢方や生活養生でホルモンバランスが整わない場合は、医師による診断や治療を受け、ホルモン剤を飲む方法もあります。

ホルモンバランスの異常で太ることがありますか?

ホルモンバランスの異常は、体重増加や太りを引き起こす原因の一つになることがあります。

男性ホルモンのテストステロンや女性ホルモンのエストロゲンのバランスが乱れると、代謝が低下し、体重増加や太りにつながることがあります。さらに、ストレスや不規則な生活リズムが原因で、コルチゾールなどのバランスが乱れると、血糖値の変動により、体重増加や太りにつながります。

ただし、体重増加や太りの原因は多岐にわたり、単純にホルモンバランスが原因である場合もあり、食生活や運動不足などの要因も含まれています。その為、体重増加や太りが気になる場合は、病院でホルモンバランスを検査してみられることも良いです。

ホルモンバランスに注意したい人

ホルモンバランスに注意すべき人としては、以下のような人が挙げられます。

  • 中高年の女性: 女性は、生理学的な変化に伴って、ホルモンバランスが乱れやすくなります。特に、経口避妊薬の停止や、更年期に入ると、エストロゲンやプロゲステロンのバランスが崩れることがあり、症状が現れやすいです。
  • 男性: 男性も、年齢を重ねると、テストステロンのバランスが崩れることがあり、症状が現れやすいです。
  • ストレスの多い人: ストレスにより、ストレスホルモンのバランスが乱れやすくなり、症状が現れやすいです。
  • 生活習慣に問題のある人: 不健康な食生活や運動不足、アルコールやタバコの使用などの生活習慣が原因で、ホルモンバランスが乱れやすい人もいます。
  • 疾患を持っている人: 一部の疾患は、ホルモンバランスに影響を与えることがあります。例えば、甲状腺機能低下症や糖尿病などは、ホルモンバランスに影響を与えることがあります。
  • 妊娠中の女性: 妊娠中は、女性のホルモンバランスが大きく変化するため、妊娠中には特に注意が必要です。

ホルモンバランスと漢方

東洋医学では、血虚と気滞の体質や、生活習慣が良くない食生活が悪い方、睡眠不足はホルモンバランスが乱れやすいといわれています。

  1. 体質が虚弱な人: 体質が虚弱な人は、免疫力が低下しやすく、ストレスにも弱いため、ホルモンバランスに影響を受けやすいとされます。
  2. ストレスが多い人: ストレスは東洋医学では、体内のエネルギーを乱す原因とされており、ストレスが多い人は、体内のバランスが崩れやすくなるため、ホルモンバランスに影響を受けやすいとされます。
  3. 食生活が不健康な人: 東洋医学では、食生活が不健康な人は、体内の毒素や代謝が悪化し、免疫力が低下するため、ホルモンバランスに影響を受けやすいとされます。
  4. 睡眠不足の人: 睡眠不足は、疲労にも繋がり、免疫力や代謝の低下を引き起こすため、ホルモンバランスに影響を受けやすいとされます。
  1. 『気血両虚(きけつりょうきょ)』によるホルモンバランスの乱れ
  2. ストレスが多く、血液循環が悪くなっている『気滞瘀血(きたいおけつ)』によるホルモンバランスの乱れ
  3. 年齢や腎の働きの弱りによる『腎虚(じんきょ)』によるホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスを整える方法はあるのでしょうか

東洋医学では、ホルモンバランスを整える方法として、自然療法や食事療法、漢方薬などがあります。

  1. 自然療法: 自然療法では、アーユルヴェーダや鍼灸、マッサージなどを行うことで、ホルモンバランスを整えることができます。
  2. 食事療法: 食事療法では、食事の摂取バランスを調整し、栄養バランスの良い食事を摂ることで、ホルモンバランスを整えることができます。ホルモンはミネラルと一緒になって初めて活性化します。食事からのミネラルの摂取が大切です。
  3. 漢方薬: 漢方薬を使用し、ホルモンバランスを整えることができます。ホルモンそのものを飲むのではなく、体全体のバランスを整え、ホルモンが良く働くようにしていきます。

東洋医学は、西洋医学と異なり、病気の「根本原因」を治すことを重視しているため、病気の治療に加え、生活習慣や食生活の見直し、心身のバランスを整えることも大切だと考えます。

ホルモンバランスでお悩みの方へ
漢方の千幸堂薬局3つのアプローチ
  • 気血の不足した『気血両虚(きけつりょうきょ)』を改善し、ホルモンバランスを整えます。
  • ホルモンバランスを乱している『気滞瘀血(きたいおけつ)』を改善するため、気の巡りを改善しストレスに強い体にします。
  • 『腎虚(じんきょ)』というホルモンバランスをつかさどっている臓器の力をつけていきます。

ホルモンバランスを整える食べ物はありますか?

ホルモンバランスを整える食べ物には、次のようなものがあります。

  • フルーツや野菜: 栄養バランスの良い食生活をすることで、ホルモンバランスを整えることができます。
  • 魚: EPAやDHAを含む魚は、男性ホルモンのバランスを整える効果があります。
  • 大豆: 大豆は、女性ホルモンのバランスを整える効果があります。
  • オリーブオイルやナッツ:不飽和脂肪酸を多く含むことで、男性ホルモンや女性ホルモンのバランスを整える効果があります。
  • バイオリンク(クロレラ): 抗酸化作用があり、ホルモンのバランスを整える効果があります。
  • プロバイオティクス:乳酸菌などの善玉菌を摂取することで、免疫力を向上させ、ストレスや不眠症などにつながるホルモンバランスを整えることができます。

これらの食べ物でホルモンバランスを整えることができますが、個人差があるため、効果は人それぞれ異なります。

食生活だけではなく運動や睡眠などのライフスタイル全般を見直すことで、ホルモンバランスを整えることができます。

また、健康的な食生活をすることで、体重管理をすることはホルモンバランスを安定させます。異常な体重はホルモンバランスを崩す原因になるからです。

さらに、ストレスや不眠症などの生活習慣もホルモンバランスに影響を与えるため、ストレスを感じにくくなる生活を心がけ、十分な睡眠をとることも重要です。

これらは個人差があるため、ホルモンバランスを整えるためのや生活習慣は、医師や千幸堂薬局などの専門家に相談し、自分に合った方法を見つけることが大切です。

自律神経失調症でホルモンバランスが崩れたとき、漢方で整えることができますか?

漢方には、自律神経失調症の原因となっている、ストレスの軽減効果や、低下している免疫力を上げる効果があります。また、漢方は、自律神経失調症による不眠や不安などの症状を改善することができます。

漢方は、自律神経失調症によって引き起されるホルモンバランスの乱れを整えることにより各種症状を改善することができるのです。

漢方を使用する際は、専門家よる診断や治療を受けることをお勧めします。また、漢方の効果は個人差があり人それぞれ異なります。

ホルモンバランス整うまで

ホットフラッシュは、更年期に入ると女性に多く見られるホルモンの乱れによる症状です。症状は個人差があり、一般的には更年期に入ってから数年間続くことが多いとされています。

具体的にホットフラッシュとは、突然の熱感や汗かき、頬や首、胸が赤くなり、心臓の鼓動が早くなることがあり、不快な気分を抱える症状です。

上で記述しましたように、更年期障害には薬物治療や食事や生活習慣の改善、漢方薬治療などがあることが知られています。

漢方薬の中には、更年期障害を治療するために使用される成分が含まれています。そのため適切な漢方薬を選び、服用すると更年期障害の症状がかなり緩和されます。

更年期障害は人によりその期間は1年であったり6年であったりして、大きな違いがありますが、ピルなどと比べ作用も優しいので、安心して続けていけるメリットがあります。

まとめ

ホルモンバランスは、免疫力と自律神経と一緒に身体の中で調整されています。例えば、まずひどいウイルス感染にかかり免疫力が下がった時に生理不順になったり、眠れなくなったりします。逆に自律神経が乱れ、不眠になったら風邪をひきやすくなり免疫力が下がります。

このようにお互いにバランスをとっているので、ホルモンバランスを整えることは、免疫力を支え、そして自律神経も調整することにもつながります。

西洋医学は、一つの部分だけを専門的に治療する傾向がありますが、東洋医学は身体全体のバランスを見ていきます。これらの違いをよく理解して、それぞれの良いところを利用されるとよいのではないでしょうか?

千幸堂ではその両方を考えてお客様に漢方薬をご提供できます。ぜひご相談ください。

栄養面では、体力や血液の量が不足している場合が多いので、貧血を改善することが大切です。たんぱく質、ビタミンなどの補給が大切になります。

漢方とともにできるだけ体に負担のない方法で、改善していきましょう。

ホルモンバランスで悩んでいるなら
一度漢方相談をしてみよう!

自分の心と体に向き合い、心身のバランスを整えて生活するために、漢方薬局は強い味方になります。千幸堂ではメールやLINEでの問合せにも対応しているので、一度相談されてはいかがでしょうか。

漢方の千幸堂薬局では漢方相談で、それぞれの悩みや体質に合った漢方薬をお届けします。

  • お急ぎのときはお電話でお問合せください
受付:11時~17時(水日祝・定休)
受付:11時~17時(水日祝・定休)

漢方相談お問い合わせフォーム

LINEでお問い合わせ

LINEでもご相談を受け付けております。どうぞお気軽にご利用下さい。

スマートフォンから登録
ボタンをタップで友だち追加ページが開きます
QRコードから登録
QRコードをスキャンすると友だち追加できます
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次