辛いpmsは漢方で対応しよう!原因がはっきりしていなくても大丈夫

月経前になると生じる頭痛やイライラ、意欲低下などさまざまな症状に悩んでいる女性は少なくありません。漢方にはそれらのつらい不調、いわゆるpmsの症状を和らげたり、体質を改善したりする効果に期待ができます。この記事では、女性の悩みのタネであるpms対策に漢方をおすすめする理由や、症状に合った漢方の選び方について解説します。

目次

pmsの対策には漢方が向いているといわれる理由

西洋医学ではpmsの原因が解明されていないため、治療が難しいといわれています。なぜなら、西洋医学は原因を解明したうえで、病気の病巣や原因物質を取り除く治療を行うため、原因不明の症状に対する治療は苦手だからです。

また、pmsは人によって症状が異なり原因を特定しにくい傾向があるため、西洋医学の投薬ではpmsの治療はしづらいとされています。

一方、身体の自然治癒力を高めることによって、不調や不快症状が起こらないように治療を行うのが東洋医学や漢方医学です。東洋医学や漢方医学では、「人の身体は、気・血・水の3つの要素がバランスをとることで正常に働く」と考えられています。

東洋医学や漢方医学の考え方によると、pmsは気・血・水のバランスが崩れている状態です。漢方は心身のバランスを正常な状態に戻すための薬なので、pmsのように原因がはっきりわからない病気の治療にも効果が期待できます。

未病(何らかの不調が起こっている病気の一歩手前の状態)や、原因不明の不調や不快症状にも対応できる点が漢方の強みといえるでしょう。

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pmsとはどのような病気?

「pms」とは、pre-menstrual syndromeの略称であり、月経前症候群のことです。月経の1~7日前になると生じる、頭痛・肩こりといった身体的症状や、イライラ・眠気といった精神的症状などさまざまな心身の不調や不快症状のことを指します。pmsによるこれらの症状は、月経が始まると消失するのが一般的です。

pmsは月経によって生じる症状なので、排卵のある女性なら誰にでも起こり得ますが、症状の種類や強さには大きな個人差があります。そのため、月経のある女性の2~5割に見られる症状だといわれていたり、8割以上の女性に症状が現れているといわれたりしていますが、実際にどのくらいの女性がpmsに悩んでいるのかはっきりとはわかっていません。

pmsの原因は、「月経前になるとホルモンバランスが崩れるから」などといわれていますが、西洋医学においては原因が解明されていない症状だとされています。

pmsの主な症状は?

pmsの症状は、主に身体的症状と精神的症状の2つに分けられます。

身体的症状

pmsによって現れる身体的症状には、以下のような症状があります。

  • 頭痛
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 腹部膨満感
  • 乳房の張り
  • 痛み
  • むくみ
  • 腹痛
  • 便秘
  • 下痢
  • 肌荒れ
  • 発熱
  • だるさ

pmsによる不調を訴える人には、これらの症状の中から1つの症状だけが現れる人、または複数の症状が重なって現れる人がいます。しかし、心身の不調や不快な症状があっても、月経に関係して起こっているかがわからないケースも多いため、医療機関を受診する人はごくわずかです。

また、内科等を受診しても、原因不明の腹痛や便秘、下痢と診断されてしまうことも少なくありません。pmsには「なんとなく体調が悪い」と感じる程度の症状も多いうえ、数日間で症状が消失するので、受診する前に「治った」と感じる人も珍しくないでしょう。そのため、体調の不調を感じてからpmsと診断がつくまでに時間がかかってしまうこともあります。

精神的症状

一方、pmsによって現れる精神的症状には、以下のような症状があります。

  • イライラ
  • 抑うつ感
  • 不安感
  • 眠気
  • 怒りっぽくなる
  • 集中力や意欲の低下

身体的症状と同様に、これらの症状の中から1つの症状だけが現れる人、または複数の症状が重なって現れる人がいます。精神的症状は、個人の性格によるものだと判断されることも多く、pmsであることに気づかないケースも珍しくありません。

1カ月のうち数日だけ症状が現れるケースもあるため、周囲の人の目にはわがままな人ややる気がない人に映る恐れもあります。また、pmsを治療の必要な症状だと認識していない人も多いため、pmsとして対処されずに放置されることもあるでしょう。

pmsの症状を東洋医学で分類すると?

瘀血(おけつ)の症状

特に生理前に症状がひどい方は、瘀血が原因です。そのための頭痛や下腹痛を訴える人は少なくありません。東洋医学ではそのような症状を「瘀血(おけつ)」と呼び、血流が悪くなり滞っている状態をいいます。

瘀血の主な症状は、頭痛・肩こり・手足の冷え・冷えのぼせ・ニキビ・イボなどの肌荒れ・シミ・そばかす・クマ・くすみ・下腹部の強い痛みなどです。子宮筋腫や卵巣嚢腫があるのも特徴です。

なお、東洋医学・漢方医学における「血」は血液だけを指すのではなく、筋肉や骨、臓器や皮膚、髪の毛や爪、ホルモンなど身体をつくる原料となる全ての血を指します。

血虚(けつきょ)の症状

生理が近づくとむくみや足腰の冷えなどの症状が現れる人は、東洋医学でいう「血虚(けつきょ)」に分類されます。血虚とは、栄養不足の状態、つまりエネルギー不足のことです。

血虚の症状には、むくみ・立ちくらみ・足がつる・爪が割れやすい・下腹部の鈍痛・肌のかさつき・くすみ・肌つやの悪さ・足腰の冷えなどがあります。

湿痰(しつたん)の症状

生理前になると気分が落ち込むという症状は、東洋医学の「湿痰(しつたん)」に分類されます。湿痰とは、水分代謝が悪くなっている状態のこと、つまり体から余分な水分が排出できていない状態のことです。

たとえば、水分摂取量のわりにトイレに行く回数が少ない人などに多く見られます。湿痰の主な症状は、お腹周りの冷え・足のむくみ・気分の落ち込み・頭痛・肩こりなどです。

気滞(きたい)の症状

生理前になると、普段よりもイライラを感じる人は多いのではないでしょうか。そのような気が滞って精神的な症状が現れる状態を東洋医学では「気滞(きたい)」と呼びます。

エネルギー不足、もしくはエネルギーの消耗が多すぎる状態で、主に精神不安・精神的な疲労・イライラ・頭痛・肩こり・不眠・ほてり・のぼせ・ため息が多い・集中力低下などの症状が現れます。冷えを伴うことは少ないものの、下腹部に張りを伴う痛みが出やすい、生理前に乳首が痛くなる、排卵痛があるのも気滞による症状の特徴です。

pmsの症状に対応する漢方は?

瘀血の症状に対応する漢方

瘀血の症状に用いられる漢方は、滞った血流を良くし、生理痛をはじめとするpmsの症状を軽減するのにおすすめです。

  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
    • 桂枝茯苓丸には、血の巡りを良くする効果が期待できます。のぼせや肩こり、手足の冷え、月経不順、月経異常の症状に対応する漢方です。
  • 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
    • 桃核承気湯は、気と血の流れを良くする効果が期待できます。便秘やのぼせ、肩こりの症状に対応し、気の循環が乱れる「気逆(きぎゃく)」の症状にも用いられます。
  • 芎帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)
    • 瘀血だけでなく、気滞にも対応する漢方薬です。
  • 大承気湯(だいしょうきとう)
    • 大承気湯は、便秘やほてりを伴うpmsの症状に効果が期待できます。

血虚の症状に対応する漢方

血虚の症状に用いられる漢方は、エネルギー不足からなるpmsの症状を軽減するのにおすすめです。

  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
    • 当帰芍薬散は、血行を良くして水分代謝を整える漢方です。手足のむくみ、冷えに対応します。
  • 四物湯(しもつとう)
    • 四物湯は、貧血や低血圧からくる倦怠感やめまいなどに対応する漢方です。
  • 婦人宝(ふじんほう)
    • 婦人宝は、女性特有の体質や機能によって起こる貧血、冷え症、肩こり、のぼせ、めまい、生理痛、生理不順などを和らげる効果に期待できます。
  • 帰脾湯(きひとう)
    • 帰脾湯は、血虚の症状がある際の不眠や不安、抗うつ、貧血、寝汗、動悸などに用いられる漢方です。

湿痰の症状に対応する漢方

湿痰の症状に用いられる漢方は、水分代謝を良くし、気分が沈むなどのpms症状を軽減するのにおすすめです。

  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
    • 当帰芍薬散は、水分代謝が悪いときのむくみや重だるさ、倦怠感やめまい、冷え性、肩こり、頭重感などの症状に対応する漢方です。
  • 五苓散(ごれいさん)
    • 五苓散は、頭痛やむくみの症状があるときに用いられます。四物湯との併用もおすすめです。
  • 苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)
    • 苓桂朮甘湯は、めまいの症状に効果が期待できる漢方です。
  • 半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)
    • 半夏白朮天麻湯は、頭痛の症状があるときに用いられます。
  • 当帰呉茱萸生姜湯(とうきぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
    • 当帰呉茱萸生姜湯は、手足の冷えや下腹部痛に対応する漢方です。
  • 呉茱萸湯(ごしゅとう)
    • 呉茱萸湯は、冷え性を伴う頭痛に加え、げっぷやみぞおちのつかえなどの症状に用いられます。

気滞や気の異常による症状に対する漢方

気滞や気の異常による症状に用いられる漢方は、生理前のイライラ、精神的不安などのpms症状の緩和におすすめです。

  • 加味逍遙散(かみしょうようさん)
    • 加味逍遙散は、イライラしているときだけでなく、気持ちが沈んでいるときにも使える漢方です。
  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
    • 補中益気湯は、全身倦怠感や眠気、下痢、神経過敏などさまざまな症状に対応します。
  • 半夏厚朴湯(はんげこうぼうくとう)
    • 半夏厚朴湯は、不眠、不安感などの強い精神症状が生じるときに用いる漢方です。
  • 香蘇散(かそさん)
    • 香蘇散は、胃腸虚弱による膨満感、腹痛、悪心、嘔吐などの症状に効果が期待できます。
  • 抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)
    • 抑肝散加陳皮半夏は、イライラ、逆上、眠気、腹痛、攻撃的な発言などの症状に対応する漢方です。

漢方についての理解を深め、心身ともに健康な状態を目指してみましょう。

pmsの症状は西洋医学でも改善することは多いですが、症状によっては漢方からのアプローチが有効的な場合もあります。

豊富な種類の漢方薬を個人に合わせた処方をすることで、pms改善の最短距離になることもあるでしょう。

自分で適切な漢方を選ぶのは難しくありますが、千幸堂にご相談いただけた場合、丁寧な問診ののち、体質に合った漢方をお選びします。ご相談ください。

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自分の心と体に向き合い、心身のバランスを整えてpmsを解消するために、漢方薬局は強い味方になります。千幸堂ではメールやLINEでの問合せにも対応しているので、一度ご相談ください。

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