漢方の千幸堂薬局では『妊活の漢方相談』にメールやLINEで対応しているのでお問い合わせください。
妊活について千幸堂の3つのアプローチ
妊娠できないのは妊娠するための準備不足のためだと考えています。千幸堂では40代の方の妊娠例も多くあります。
大切なのは不妊カウンセラーという専門の相談員がいること。そして、自然妊娠、人工授精、体外受精どれが良いのか?あるいは子宮筋腫、卵巣嚢腫、ポリープ、精子無力症他、様々な病状に対しての知識があることです。
病院との連携もしておりますので、その方に合った病院もご紹介できます。千幸堂の3つのアプローチと病院の治療を併用することで、結果が出やすくなりますし、また、病院の治療を始める前から行うと効果が表れやすくなります。
漢方における不妊治療の考え方
漢方も含めた東洋医学においては「体の不調を根本的に治すためにはどうすればよいか」という考え方に基づき、治療を行っていきます。漢方薬により体質改善や免疫力向上を図るのも、この考え方に基づいているのです。そこで、漢方においては、どのような考え方で不妊治療を進めていくのか、基本的な部分を解説します。
妊娠に適した身体の状態をつくる
不妊症と診断された人で、生理痛や月経不順、冷えやむくみなどの体の不調に悩まされている人は決して珍しくありません。冷え性が不妊の原因になりうることを知っている人はいるかもしれませんが、実は熱が過剰になることも不妊の原因になりうるので注意しましょう。
つまり、食べ過ぎ・飲み過ぎで胃腸がオーバーワークになったり、睡眠不足や不眠に悩まされていたり、ストレスが溜まりがちだったりすると、月経異常を引き起こし、不妊へとつながっていきます。
女性の体の構造にも着目してみましょう。子宮は胃の10センチほど下に位置しています。そのため、熱いものや冷たいもの、多量の香辛料などの刺激物を食べると、熱や冷えが子宮に伝わってしまうと考えられています。
このような背景を踏まえ、食事や生活習慣の見直しを行い、月経異常や不妊を含めたからだの不調を治していこうと考えるのが、東洋医学での不妊治療に対するアプローチです。
なお、漢方では「気(身体を温め、代謝の力を生む)」「血(身体の栄養分」「水(「血」以外の液体)」の3つの要素から、身体の状態をとらえています。そして、漢方における不妊治療では、特に「気」と「血」の改善を目指し、さまざまな方法を併用しているのです。
西洋医学と併用して効果を高める
不妊治療の第一選択は病院・クリニックでの西洋医学による治療ですが、漢方を併用するとさらに効果が上がることが認められています。たとえば、不妊治療の一環として行われる体外受精では、AMH((アンチミューラリアンホルモン、抗ミュラー管ホルモン)の値により卵子の数を推測しますが、実際は卵子が多くあるからといって妊娠する確率が高まるわけではありません。妊娠するためには、ある程度の質の卵子がないと難しいためです。裏を返せば、少ない卵子数でも状態が良ければ妊娠につながります。
そこで、採卵の際に卵子の状態を良くするため、漢方薬を服用する試みも行われているのです。実際に卵子が出てくるまでは180日間かかると言われています。つまり、半年間体質改善に取り組めば、よい卵子が出てくる可能性も上がるのです。
そこで、漢方薬を活用しましょう。自分の体に合う漢方を処方してもらい体調を整えるのは、不妊治療においてはプラスになります。実際に漢方薬を服用しつつ不妊治療に取り組むことで、体外受精の成功率や自然妊娠の確率が上昇したという報告もなされているくらいです。
不妊治療には大変な部分も多いため、できる限り短い期間で成果を出すためにも、漢方薬を取り入れるなどの工夫をしてみましょう。
妊活が増えてきた理由
妊活が増えてきた理由についても考えてみましょう。そもそも、妊活という言葉が昔からあったわけではありません。それにも関わらず、現在は一般的な言葉として認知されるほど広がりました。妊活に取り組む人も増えていますが、このようなことが起きた理由について、考えてみましょう。
妊活の認知度が高まった
妊活とは「妊娠活動」の略で、妊娠に関する知識を得たり、妊娠に向けて体調管理や不妊治療に取り組むことを指します。しかし、一昔前は、このような妊活はごくプライベートなことであり、口にするのははばかられること、という風潮がありました。また、不妊治療の方法も確立していなかったため、結果に結びつかず辛い思いをした女性が多かったのも実情でしょう。
しかし、福利厚生の一環として不妊治療休暇など女性社員の妊活を支援する制度を導入する企業が出てきたり、妊活に取り組んでいることを発信する女性タレントが出てきたりして、メディアでも妊活の話題が取り上げられるようになったことで、風潮が変わりつつあります。
妊活という言葉自体の認知度が高まったり、少子化対策への社会的な要請があったりなどの背景も手伝ってか、女性が積極的に不妊治療を受けられるようになってきたのです。2022年4月からは、一定の条件はあるものの、不妊治療に対して公的医療保険が適用される範囲が大幅に広がったことから、ますます不妊治療を受ける人が増えていくことが予想されます。
妊娠しにくくなる要因が多くなった
女性の高学歴化が進み、社会進出が増えたことも、妊活に取り組む人が増えている要因として考えられます。厚生労働省の調査によると、女性の第1子出生時の母の平均年齢は昭和50年の25.7歳から令和元年には30.7歳と高齢化しているのです。このデータからもわかるように、結婚・出産よりもキャリアを優先した結果、婚期が遅れて晩産になる女性も増えています。
生物学的には、高齢になるほど妊娠しにくくなる傾向がある上に、仕事のストレスや過度のダイエット、食生活の多様化による偏食などが理由で、心理的・身体的に不調になりやすいのも実情です。これらは不妊とも密接に関連しているため、年齢・心身面で不妊を引き起こす原因が増えていると言ってよいでしょう。
妊娠したいと思うなら、これらの原因をどうすれば取り除けるかを考え、実行する必要がありそうです。
漢方についての理解を深め、心身ともに健康な状態を目指してみましょう。
漢方薬は最先端の不妊治療でも十分に活躍しています。漢方薬で妊娠に適した状態に体を整えることで、西洋医学による治療を受ける際も、妊娠確率を高められるのです。
既に触れた通り、現代社会においては、さまざまな原因により不妊になりやすくなっています。妊活を始めるなら、できるだけ早い時期から始めるのに越したことはありません。40歳代で出産している人もまったくいないわけではありませんが、妊活を行っても必ず成果に結びつくとは限らないのです。
また、妊活を始める際は、一度私たちにご相談ください。体質や生活習慣についてヒアリングを行い、ご自身にあった漢方薬や生活習慣の改善についてアドバイスを致します。
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